カンパリオレンジを飲み干せ

めざせ1日1エントリ

カフェモカにします

眠っていた。
びっくりした。
起きたら20:30とかだった。
おやすみなさいレベルだった。
 

21時を過ぎた住宅街のスタバは空いているのかと思いきや、勉強してる学生や仕事の勉強をしてる社会人、
パソコンでW杯の試合を見る若者、ソファ席で談笑している友人グループなどで意外にも混み合っていた。

今日は肌寒くてフラペチーノの気分ではなかったのでメニューを決めあぐねていたら、
店員さんは暖かいのと冷たいのはどちらがいいか、
苦い飲み物は大丈夫か、
この飲み物はあわ立てた冷たいミルクが乗せられているので美味しいなど、
丁寧にカウンセリングしておすすめを教えてくれて、
人のニーズを聞き取る作業ってとても心配りの必要なことだよなと考えながらチーズケーキを頼んだ。
飲み物はカフェモカにした。

きっと今日は昼間は暖かかったけど、今は日が沈んで冷えてそうだから暖かい飲み物にする可能性が高いと察したのだろう。
私の周りにも結構いたのだが、
コーヒーが苦くて飲めないという人も最近は増えているらしい。
そういうこともあって苦いものは飲めるのか確認したのかもしれない。
スタバはコーヒー屋さんなので、今日のブレンドでもよさそうだけど、
夜遅くにブラックコーヒーを飲むと目が冴えて眠れなくなるから、
甘みは少ないが味に丸みが出るラテベースの飲み物をおすすめしたのかもしれない。
色々なかもしれないをシミュレートして、
お客さんが求めているであろう一杯を提案するのかもしれない。

と考えたら、いかがですか、と紹介されたムースフォームラテに決めるのがよかったのかもしれない。
ケーキも食べたかったから、甘くない飲み物にしておくべきだったのかもしれない。
限定メニューの様相を呈した抹茶タルトにおすすめのムースフォームラテないし、ケーキの甘みが引き立ちそうなドリップコーヒーにしておいたほうがよかったのかもしれない。

しかし私はカフェモカとニューヨークチーズケーキにした。
さっき、とりあえず食事をと食べたうどん屋の天ぷらの油具合がいまいち口に合わなくて、口直しに少し甘くて美味しいものを食べたかった。
さらにいえばケーキとコーヒー。
でもショーケースのラインナップは、今日はいまいち気乗りしなくて、シンプルなチーズケーキにした。
チーズケーキはおそらくそれほど甘くないから、飲み物は少し甘めでもいいかな思った。
あたたかくて、甘い飲み物は、キャラメルマキアート、カフェモカ、あとは他のメニューに自分で蜂蜜や砂糖を足してカスタムするだろうか。

考えあぐねていたら後ろから男性の投げやりな声が聞こえた。
俺はメニューはさっぱりわからないからお前が全部決めてくれ、と孫娘らしき若い女性にぼやいている。
私は素早く判断したくなった。
声の大きな男性が大なり小なり不平を漏らしている場面に必要以上に立ち会いたくないという思いが先行した。
再びメニューを見て目に入ったこれにします、と注文を入れた。
カフェモカと、チーズケーキをお願いします。

チーズケーキはベイクド、甘みは抑えめで酸味が引き立った味わいで、土台は少し甘苦めのザクザクした生地でできている。
カフェモカのチョコレート風味の甘い味も、コーヒーの尖った苦味は今日の気分じゃなかったからちょうどよかった。

少し食べ進めると、チーズケーキに意外にオイリーな一面があることがわかった。
そこに甘みが強めなカフェモカを合わせると少し重たい。
15時のおやつならば最後まで楽しくフィニッシュできた。
あるいは5年前なら余裕だった。
うどん屋で頼んだてんぷらの油がつらくて口直ししに来たタイミングでこのチョイスは少しヘビーだったようだ。
そもそもうどん屋とスタバのコンボはいささか変則すぎたかもしれない。
経済的に考えてもどちらかにしたらよかった。

自己嫌悪の後悔と反省を抱いて席を立ち、カップとトレイを片付けた。
私が間違っていた。次はムースフォームラテにします。

家に帰って調べたらティー系のメニューにも甘そうな飲み物はいろいろあった。
ゆずシトラスティーはいいぞ。